生活動作(家事、通勤・通学など)や運動によって体を動かすことを「身体活動」といいます。
適度な身体活動や、その量を少しでも増やすことで、病気のリスクを下げ、より健康で元気に過ごすことが期待できます。
- 健康的な体組成(体重、腹囲、BMIなど)
- 筋肉量や筋力の維持・向上
- 骨密度の維持・向上
- 高血圧の予防・改善、糖代謝の向上、動脈硬化の低下
- 認知機能の向上
- 気分の向上
- 社会的なつながりの向上(仲間・友人、社会参加)
身体活動量と病気のリスクなどの研究から、以下の推奨値が一般的に用いられています。
- 子ども
- 1日あたり60分以上の中高強度の身体活動(歩行またはそれと同等以上)を行う
- 成人
- 国際的には、週あたり150分以上の中高強度の身体活動(歩行またはそれと同等以上)を行う
- 日本では、1日60分以上(成人)または1日40分以上(高齢者)の中高強度身体活動を行う
上記では、中高強度の身体活動のみ推奨値が設定されていますが、近年では、低強度の身体活動(ゆっくり歩く、立ったまま作業する、家事をする)の量が多いことが、肥満の予防や体内の炎症の低さと関連することなどを示す研究が増え、その重要性に注目が集まっています。
機械化・オンライン化などが進み生活が便利になる一方、身体を動かす機会や時間が減り、身体活動の基準値に達していない「身体不活動(Physical inactivity)」の割合が多くなっています。国際的には子どもの80%以上、成人の30%ほどが、身体不活動に該当すると言われています。

健康づくりの講演・研修のご相談
自治体の住民向け、企業の従業員向け、学校の教職員向け・児童生徒向けなど、健康づくりに関する各種講演・研修を承っております。
ご相談は、下記のお問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。